生産者メンバー

設立メンバーへインタビュー

代表取締役 南原正大

僕と同じ片草地区出身の3人で、2020年2月に設立したのが当社です。
もともと3人とも兼業農家でしたから、震災がなければ専業農家になっていなかったでしょう。

震災後は、家庭菜園程度の畑を耕して、それ以外は誰か地域の農家に任せよう…と思っていましたが、周囲には自分より年配の人たちばかり。片草地区の営業再開を考えると「自分たちでやらないと」という義務感を持つようになりました。
震災から10年の歳月を経て、法人の設立から作付け、収穫までこぎつけることができました。
黄金色に色づいた田んぼは、いいですね。

取締役部長(稲作担当)南原裕之

原発から20km圏内。もう農業はできないと思っていました。
一度は諦めた農業ですが、ここが好きだから、片草で農業ができるならやりたいと思ったのがきっかけです。

思い切って勤めていた会社を早期退職し、故郷再生のために専業農家に転身する覚悟を決めて、農家として再スタートを切りました。やっと収穫までこぎつけた喜びはひとしおですね。

取締役部長(花き・野菜担当)原好光さん

小ギク栽培の実績がある福島市へ何度も足を運び、栽培技術の習得に励んでいます。
しかし同じ福島県内でも、福島市と南相馬市では気候に違いがあり、気候風土の違いを考慮した栽培が求められます。
2019年は21品種の試験栽培をしましたが、この地域に開花時期が合う品種は3品種ほどでした。
試験栽培のデータをもとに、10種類以上の品種の試験栽培を改めて行い、今年は北海道から九州まで全国の市場に出荷しました。

2019年7月には「JAふくしま未来南相馬花卉部会」を設立し、2022年4月に福島、伊達、安達、相馬が統合され「JAふくしま未来花卉部会」になり、私は相馬地区の代表となりました。新たな担い手の育成とともに、小菊の推進に向けた活動にも取り組んでいます。

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